
11月30日、いの町立吾北体育館で30回目の633美杯が開催されました。この大会は個人戦で希望ポジションを申請して申込をします。当日、チームを決めて対戦するというやり方です。午前中は4コート5チームずつに分かれて総当たり。午後は予選のそれぞれ1位から5位グループ4チームずつに分かれて総当たりで順位決めをしました。今回は56名の参加でワイワイ盛り上がりながら楽しい大会となりました。


吾北地区体育会スカッシュバレーボール部の筒井一水部長さんに633美大会30周年の節目を迎えてのお話を伺いました。


昔はスカッシュが盛んでこの地区も招待をたくさん受けてきたので、ここでも招待をしたいという思いから始まりました。スカッシュ自体が今、元の原点に戻っている気がしています。楽しんでやれるっていうスポーツに戻ってると。633美杯はそれを目指していて、最初からチームではなくて、ここでチームをわけてワイワイやれるというのでそういう大会があってもいいのかなと30年間の実感です。途中はけっこう苦労したこともありました。一番多い時で吾北地区の5つの体育館全部満杯に使わないと開催できないくらいの人が来たこともあり、スカッシュ連盟自体も100チームくらいあった時もあって運営も大変でした。コロナ禍で体育館が使えなくなったりして、プレーヤーもチームも減ってしまって、2020年あたりから633美杯も今の形にしました。チームが減るなかでチームだと5人いても1チームしか出せないけど、ここへ来たら個人戦で組んだらえいというふうに、来た人が喜んでくれるような大会になってくれることがやりがいの一つです。スカッシュは原点のローテーションでどこのポジションでもクリアできるので、ここで初めてチームを組んでも臨機応変に3人が色々考えて工夫して、1人1回しか触れないけど思いやりがあるようなスポーツなのでアタッカーもレシーバーもセッターも楽しめます。30回を超えて今後もやれる限りはやっていきたいと思うので、ここではスポーツは楽しみを分けあうという原点を。試合にあまり出なくなった人もスカッシュバレーの楽しみとして633美杯へも足を運んでほしいと思います。


筒井さん、ありがとうございました!