• 高知県発祥のスポーツ「スカッシュバレー」の大会運営、競技の普及等に努める団体です。

    高知県スカッシュバレー連盟競技ルール

    1.ボール ミカサチューブボール。 70cm(プラスマイナス1cm)


    2.コート バドミントン(ダブルス)のコート


    3.ネット ソフトバレー用のネットを使用し、高さは2mとする。

    4.ゲーム

    (1)1セット=15点とし1試合2セット得失点差によって勝敗の判定をする。
       但し同点の場合は、3セット目を5点先取にて行う。
    (2)14対14の時はデュース無しの15点先取を勝ちとする。
    (3)1チームの人数は5人以内で競技人数は3人とし、コート内の位置は
       定めないものとする。
    (4)コート内のプレーは3人が必ずボールに触れ、3回で返球する。
       (2人同時にボールに触れた場合は1回とみなし、その後どちらも
        引き続きボールに触れることが出来る)
    (5)サーブ及び練習は予選第1試合のみ、各1本行う。
    (6)ゲームは勝点方式とする。尚、勝ち上がり方法の順序は、以下の通りとする。
     ※ 勝ち点→得失点→直接対決→直接対決が無かった場合は5点マッチを行う。
    (7)決勝トーナメント準決勝より3セットマッチで行う。

    5.ゲームの開始

    ゲームの開始にあたっては審判員の合図により、ネットをはさんで整列する。
    (この時チーム登録選手全員整列、整列にいない選手の
     メンバーチェンジは認めない)
    その後、両チーム代表者のトスによりコート又は、サーブを決定する。
    (3セット目のサービス権は再度トスにて決定)
    ※代表者は主審側に立つ。


    6.メンバー
      チェンジ セット開始時のみ認める(ケガ等の場合はその限りではない)

    7.サービス

    (1)サービス権を得たチームはバドミントンサービスライン後方の右半分
       コート内より、相手方コートのサービスエリア内に行う。※コート図
    (2)競技メンバー3人のサービス順はチームで決定し、各セットの移行及び
       メンバー交代があっても最初に決めた順に行い、2セット目のサーブは
       始め行った相手方より行う。
    (3)サービスは1回とする。
    (4)サービスはアンダーサービスとする。
       (例・打球後トスを上げた方の肩より下に手が出ていると横打ちとなる
        場合がある)
    (5)サーブする際は必ず片手でトスをしてボールを打つようにし、片方の手
       に乗せたままでは打たない。(歩きながら打たない事)
    (6)サーブ方法などを審判より警告を受けた場合、1試合2回目からは
       相手方得点となる。
       ※警告(1回目)を宣告したプレイはノーカウントとなる。
    (7)スクリーンプレイをしてはならない。
       (味方サーブ時、相手方3人の位置からサーバーの行動が見えるように立つ
       こと。尚、スクリーンプレイになる可能性がある選手に限り、どちらかの足
       がラインクロスしている範囲であれば、身体がコート外になっても良い。)
    (8)サーブを受けるチームの位置はコート内であればどの位置でも良い。
    (9)サーブ順を示す番号を体の前面の見えやすい位置につける。
       (大きさは小さくても葉書大とする)※安全ピンの使用は禁止する。
    (10)主審はサーブを受けるチーム選手の位置を確認し、サーブの許可をする。
        また、サーブを打つ選手は主審の吹笛後、5秒以内にサーブを打つこと。

    8.得点 アウトオブバウンズ並びに反則を犯した場合相手方得点となる。


    9.反則 (1)コート内で4回以上ボールに触れた場合(オーバータイム)
    (2)ボールに1人が2度触れた場合  (ドリブル等)
    (3)インプレイ中ネットに身体の一部が触れた場合  (ネットタッチ)
       (ポールのネットから下の部分は可)
    (4)ボールを持った場合  (ホールディング)
    (5)身体の一部が相手方コートへネット上より出た場合 (オーバーネット)
    (6)膝から下の身体でプレイした場合  (フットボール)
    (7)サーブの時コートのラインを踏んだ場合  (ラインクロス)
    (8)ボールを1回または2回で返球した場合
    (9)センターライン(ネット真下)を越えて相手のプレイを妨害したと審判が判断した場合

    (ブロック時、空中及びネット上下で相手への妨害行為と審判が判断した場合)


    10.附則

    (1)ネットの跳ね返りを利用する場合でも1人1回づつボールに触れ、
       3回で返球する。
    (2)両支柱上のボールの通過はセーフとする。
    (3)作戦タイムは1試合1回30秒とする。
       (モップタイム、ケガ等はその限りではない)
       但し、4.(ゲーム)-(7)以降の試合に限り、作戦タイムは3セット目に
       2回目を取っても良い。
    (4)ライン上のボール判定については、ボール接着面がライン上にあれば
       セーフとする。
    (5)ゲームの遅延行為(著しいマナー違反を含む)と審判が判断した場合、
       警告し2回以上の場合は相手の得点とする。
    (6)競技中の申告は各チーム代表者のみとする。
    (7)相手方コートにボールが落ちた時点で、そのプレイは終了する。
       ※ただしタッチネットは反則となる。(返球後の一連の動作)
    (8)サーブ順を間違えた場合、そのプレイの終了後、元の順番に戻す。
       (得点は有効とする)
    (9)ネット際でのプレイの際、相手側のコートに入った場合もっとも安全と
       思われる所から自分のコートに帰ってもよい。
       (コートの外に出ても、ポールを回ってもよい)

    11.主審の任務と権限

    (1)ゲームの開始から終了までを主宰する。
    (2)ゲーム中の問題やルールに明示されていない問題について決定を下す。
    (3)ゲーム開始前に、コートや用具、ボールが適切か点検し確認する。
    (4)トスを行い、サービス権を決定する。
    (5)ゲーム中、全部のプレイと反則についての判定を行い、決定する。
    (6)メンバーチェンジの要求を許可する。


    12.副審の任務と権限

    (1)主審を補助しながら審判を行う。
    (2)ゲーム中に、副審側の許容空間外のボールの通過、プレーヤーのネット
       タッチ、オーバーネット、ブロック時の反則などを監視し、合図する。
    (3)副審側のサイドラインのボールの確認をする。
    (4)サーブ時、相手側のショートサービスライン横に位置し、判定し
       その後、元の位置に戻り判定を行う。


    13.線審の任務

    (1)ラインクロス及びマーカー(支柱)外通過の判断をする。
    (2)エンドライン、サイドラインのボールの確認を行う。


    14.得点係の任務 得点の確認と点示。


    15.適用 以上高知県スカッシュバレー連盟主催の大会運営において
    支障をきたすと認められた場合、そのチームは失格となる場合がある。